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漁業の町で育った中で感じた食品物流の課題を感じながら起業
スーツ姿で配送から台車を転がし卸売り業界を変えた経営者とは、漁業の町として知られる北海道古宇郡神恵内村で育ち、その漁業を身近にしながら育ったか株式会社いずみホールディングスの経営者である泉卓真氏です。高校卒業後は札幌で回転寿司を運営する飲食チェーンに入社します。勤勉な姿は上司からも評価を受けるようになり、次第に仕入業務等にも携わるようになり食品流通のビジネスと関わることになりました。泉氏が転機を迎えたのは2004年。泉卓真氏は一念発起し、海産物専門卸の株式会社いずみを設立します。しかし、当時の札幌は旧態依然のしきたりが根強く残り、市場への出入りさえままならないような状況だったのだとか。しかし、泉卓真氏は生産者から直接食材を仕入れるという、今では当たり前となった“産地直送”の手法を採り入れ、仕入れた魚を市場へと卸す事業を展開。徐々に事業を軌道に乗せていきます。
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