オーガニックワインについて正しく知りましょう!

何故?オーガニックワインは高いのか?

オーガニックワインは何故高いのか?答えは有機栽培をしていて栽培に手間が掛かるからです。では、どのくらい手間が掛かるのか?オーガニックワインには栽培基準があります。オーガニックワインの規定に準じて醸造し、公的な認証を取得したものをオーガニックワインと言います。栽培に関する具体的な取り組みとしては、化学肥料を与えない。農薬、除草剤など合成化学物質は使わない。遺伝子操作を行わないなどです。この条件を3年以上継続している事や、周辺地域のオーガニックではない農業の影響を受けないなどもオーガニックの条件になります。栽培法にも条件がありその栽培環境を維持するには、時間も掛かります。

醸造法にも基準があります。

オーガニックワインは醸造法にも基準があります。オーガニックワインには酸化防止剤も使用されますが、一般的なワインと比べるとその量は低いです。酸化防止剤を全く使わないというのは、ワインの特性上不可能なのです。なぜなら使用しないと工程中にカビが発生するなど、ワインの中には糖分が含まれていますし酵母が生きていますので、その酵母の働きを酸化防止剤が抑制して劣化を抑制してくれる働きがあります。またオーガニック以外にも農法としてビオロジック農法というものやビオディナミ農法などもあります。ビオロジック農法は鶏糞や羊糞などの有機肥料を使用して栽培していきます。ヨーロッパでは、有機肥料にも認証基準があり、その認証されたものを肥料として使っていきます。遺伝子組み換えなども禁止されているので基準の則った有機肥料を使用していきます。ビオロジック農法は土壌のエネルギーと自然界に存在する要素の力を引き上げ、ぶどう樹の生命力を高める農法で天体の動きまで反映した栽培方法です。少し細かい話になってしまいますがそれぞれ取り組み方に多少の違いがあると言えます。

 

オーガニックの基準と共に大切なのが継続させる仕組みです!

オーガニックワインには、栽培や醸造に基準があります。その基準と同じく大切なのがその取り組みが継続出来る事です。オーガニックの取り組みは通常の食品や製品と違って農家の方に負担が掛かります。その負担が継続していくことを難しくさせます。

そのような取り組みが「サスティナブル」という取り組みです。

安心・安全が継続する取り組みについての内容は下記からご覧いただけます。

オーガニックワインとビオワインの違いって何?