ヨーロッパではその昔、ワインに果汁を入れたり着色したり香りをつけたりと紛い物のワインが市場に流通する事がありました。そこでワイン法という法律で不良模造品が出回らない様にして生産者と消費者を守ることに努めました。残念ながら日本にはここまで厳格な法律がありません。安価な葡萄果汁を輸入してそれを原料に国内でアルコールや香料を添加し国産ワインとして販売。ヨーロッパのワイン法では到底認められませんが、日本では果実酒として同じカテゴリーに分類され、商品名の表示に関する法律もないためにワイン出回っていのも現状であります。そこで考えられたのが現地でワインをステンレス製の樽に詰め輸入をするという方法です。この方法にはもうひとつメリットがあり温度変化や光の影響を受けにくく、気密性にも非常に優れているため、最後の一滴までフレッシュなワインを味わえるという事です。これがここでいう「生ワイン」です。通常ガラス瓶詰めにコルク栓品質が一般的です。生ワイン・生スパークリングワインは、現地でワインをステンレス製樽詰め輸入したものを採用しています。これも品質第一に考えられた結果です。そして生ワインはワインをあまり飲みなれていない方にも飲みやすいワインです。品質の良さ、フレッシュさがワインビギナーにも評価頂いています。
このような話を聞いて興味のある方は一度、試してみてください。
生ワインが飲める店